
東京・祐天寺に店を構えるヴィンテージショップ「Witty Vintage」ディレクターとして発信を続ける、赤嶺玲子さん。モードに着られる状態のいいヴィンテージがセレクトされたラインナップは、業界人からも高い支持を得ている。そのうえ、彼女の独自のセンスから生み出されるスタイリングや言葉には、ファンも多数。最近では、プラントベースのオリジナルブランドのバッグの販売なども開始するなど、エシカル観点での意識も高い。
そんな赤嶺玲子さんの生き方の一端、そして、側にある“コーヒー”の存在について聞いた。
エシカルにコーヒーを楽しみたい
ーーどのようにコーヒーを楽しまれていますか。
コーヒは、日々のちょっとした楽しみなんです。「お家に帰って温かいコーヒーを飲もう」と思うだけで、気分が良くなります。
最近は、忙しくてインスタントを飲むことも多いです。朝は息子たちのご飯の準備でばたばたなので、その間にオーツミルクを温めて、そこにインスタントの粉を投入。甘めが好きなので甜菜糖も少し入れます。

友人が遊びに来たときには豆から挽いて入れたりもしますが、詳しいわけじゃぜんぜんなくて(笑)。
豆を購入する際はピーベリーを買います。希少かつ、豆の成長の過程のドラマティックさが好きなので。

フィルターはステンレスのものを使用しています。ゴミが出ず買い足す必要もないのが、心地いい。

選ぶときは、フェアトレードのものをできるだけ選ぶようにしています。わたしがそのコーヒーを買うことで満足のいく対価が生産者に渡っていると思うと、気持ちがいいです。
自分に厳しくしない
ーー赤嶺玲子さんのマイルールは?
子どもを保育園へ送った後近くの公園までウォーキングへ行き、シャワーを浴びてから5~15分瞑想をします。
もちろん仕事や用事でできない日もありますが、続けてできなくても、行けるときに行くようにしています。週5日以上続けていないと「持続している」とは言えないかもしれませんが、私の中では、たとえ2〜3ヶ月空いたとしても、行ける日に行っていること自体を「習慣」とみなしています。自分に厳しくしないこと、それが私のマイルール。
ーー素敵な⼤⼈とは?
自由である人 。
自分の価値や意義を他人に決めさせず、周りで起きている状況に対して自分にとってプラスに解釈できる人。
ーー1 ⽇にあともう5分あったら?
ぼーっとする。この世で一番、生産性のある行為だと思ってます。
赤嶺玲子
Witty Vintageディレクター。2017年より、オンラインストア「Witty Vintage(ウィッティ ヴィンテージ)」をスタート。2020年より、東京・祐天寺にて実店舗をオープン。最近では、プラントベースのオリジナルブランドのバッグの販売なども開始。4歳と5歳の2児の母でもある。