KOHII WriterのSaoriです。4月から拠点をNew York Cityに移して生活をしています。このコンテンツでは、Saoriが実際に訪れ、肌で感じ、味わったコーヒーをご紹介していきます。
カフェインアディクトな街、ニューヨーク。コーヒーラバーが溢れるこの街で出会うコーヒー屋には、なぜか心が踊るエネルギーがある。
100%コロンビアの豆「Devotion」
ニューヨーカーたちにまずおすすめされるのが、Brooklynに3店舗、Manhattanに1店舗を構える「Devocion」。Brooklynで1番名が通っているのでは?と思うほどです。私はBrooklynのWilliamsburgの店舗が大好きです!
彼らが使っているのは、100%コロンビアの豆。「𝙾𝚛𝚒𝚐𝚒𝚗 𝚝𝚘 𝚌𝚞𝚙 𝚒𝚗 𝟷𝟶 𝚍𝚊𝚢𝚜.」と掲げ、豆の収穫からお客さんに出すまでのスピード感=フレッシュさを売りにしています。
ロースターが併設されている店内の魅せ方、空間の使い方にはなんだかオトナの余裕が感じられます。
自社でコーヒーの木を育てる「787 Coffee Co.」
コーヒーの木を自社で育て、ロースト・サーブしている「787 coffee」。NYCに17店舗、プエルトリコに3店舗展開しています。
エコフレンドリーにこだわったコーヒー作りと、フレンドリーな接客でローカルにしっかりファンがついている印象。お会計の際に、「このお店の近くの人?(住んでいるか働いている?)」と聞かれ、Yesと答えるとローカル割をしてくれるんです。
人の写真をたくさん載せているインスタからも伝わるように、人(お客さん)を大事にするチャーミングな雰囲気で、私もすっかりファンの一人。現に、ニューヨークに来て1番初めに話し相手になってくれたのは、787 Coffee Co.の店員さんでした。
地元で一番美味しいコーヒーを「Oslo Coffee」
今から約20年前の2003年。当時チャイナタウンの小さなアパートに住んでいたJDと Kathy Mergetは「Oslo Coffee」を開くためにWilliamsubrgに引っ越してきました。
ただローカルの人たちに地元で一番美味しいコーヒーを提供したいというシンプルな思いで始めた「Oslo Coffee」は、今やNYCに3店舗構えています。
今日はカフェラテの気分だな〜と思って並んでいたら、前にいたお姉さんが頼んでいたカフェモカがあまりに美味しそうで人生で初めてのカフェモカを注文。大袈裟ですが、カフェモカってこんなに美味しいのか…と脳天を撃たれた気持ちでした。次の日もわざわざこのお店に行き、2日連続でカフェモカを注文したくらいです。笑
フレンドリーで心地よい距離感がある「Ninth Street Espresso」
その名の通りEast Villageの9丁目にある「Ninth Street Espresso」。朝7時のオープンからローカルたちがわさわさと集まって来ます。コーヒーを飲みながら本を読んで一人の時間を楽しむ人もいれば、犬を連れてきて地元の人との会話を楽しむカップルもいたりと、ここはEast Villageのコミュニティになっています。
フレンドリーながらも、つかず離れずな距離感のコミュニケーションがとても心地よく、ニューヨークにいるなぁと実感する場所の一つです。
ちなみにニューヨークでは、レギュラーミルク(牛乳)でカフェラテを頼むお客さんが少なく、オーツミルクなどのプラントベースミルクの方が選ばれています。カフェラテを頼むと、店員さんに「なんのミルクにする?」と必ず聞かれるほど。
こうしたちょっとした意識の違いに触れるのも海外にいる醍醐味。
これからもっともっとこの街にディープダイブして、ニューヨークの色んな表情をコーヒーを通して皆さんにお届けできたらと思います。
See you soon!