ロサンゼルス初のレザーブランド「Made Solid(メイドソリッド)」のディレクターとして活躍するMiaさん。コーヒーショップ/コンセプトスペース「Toner」 と組み、東京・学芸大学にMade Solid初となる日本の店舗をオープンさせ、さらにコーヒーへの熱が高まっている。
そんなMiaさんが、毎日を愛おしむことができているきっかけが、コーヒー。彼女の生き方の一端、そして、側にある“コーヒー”の存在について聞いた。
「コーヒーにまつわるすべてのシーンが愛おしい」
ーーどのようにコーヒーを楽しまれていますか。
家で自分で淹れて飲みます。暑い日も寒い日も、通年ホットでしかのみません。気分を変えたいときはオーツミルクを入れることもありますが、基本ブラックです。家で仕事の前に朝パートナーと一緒に飲むコーヒーの時間が、一日の中で大好きな時間。フレンチプレスで一時期淹れていましたが、ここ10年はケメックスで淹れています。
浅煎りから中煎りの豆を、いろいろなところのものを試して飲んでいます。朝少し時間に余裕がある日は、その日の気分でレコードを選び、音楽を聴きながら二人で何気ない会話をしながらコーヒーを飲む。その時間は、至福のひとときです。
私にとってコーヒーとは、コミュニケーションの一部。
「好奇心の赴くままに、キラキラしていたい」
ーーMiaさんのマイルールは?
朝はだいたい同じ時間に起きてパートナーと毎日朝食を一緒にとったあとにコーヒーを飲みながら、いろいろな話しをして一日をはじめます。その後は運動をしてそれから夜まで仕事をしています。生活のリズムを整えることが精神的な安定にも繋がると思うので、自分自身のルーティンを大切にしています。

ーー素敵な⼤⼈とは?
素敵な大人かあ。たくさんありますが、やはり自分自身を大切にしている人は素敵だなあと感じますね。あとは想像力が豊かな人。
自分自身を大切にしている人、想像力が豊かな人は、周りの人にも素敵な心配りができていることが多いように思います。生きていく上で人と人との繋がりはやはり大事だと思うので、自分自身も周りも大切にできる人は、素敵な大人だと感じます。

ーー1 ⽇にあともう5分あったら?
ちょっと理屈っぽいかもですが、その5分欲しくないかなあ。24時間でも24時間5分になっても結果一緒な気がするので(笑)
Mia

2014年にPeter Maxwellとともにレザーブランド「Made Solid(メイドソリッド)」を立ち上げる。同ブランドのクリエイティブディレクター。ロサンゼルスに店舗兼工房を構え今年の秋にCalifornia Palm Springsに2店舗目をオープン。不動前にあるコーヒーショップ/コンセプトスペースToner と組み学芸大にMade Solid初となる日本の店舗をオープンさせる。