“BYO”の直訳は「自分自身のを持って来てね」
海外のカフェやレストランで見かける“BYO”という表記をご存じですか? “BYO”は“B.Y.O”と書くこともあります。これは「Bring Your Own〜」を略したものです。
カフェならカップ、スーパーマーケットならバッグを持参してという意味で、レストランならお酒を指して「お酒の持ち込みOKですよ」ということになります。
私が今住んでいるシンガポールでは、2022年に入ってようやく一部の日系スーパーマーケットでプラスチックバッグの有料化が始まりました。
他の店でも繰り返し使えるショッピングバッグをレジ前に並べるなど、使い捨てのものを排除していこうという意識付けが始まった気がしています。
日本では「マイ〜」という言葉を日常的に使っていますが、海外では“Bring Your Own”と表現されているのをよく見かけます。
コーヒーを飲むなら金属臭が移らないボトルで
近所のカフェではカップを持っていけば値引きサービスが受けられるうえ、「ありがと!」と笑顔までもらえるんだから持っていかない手はありませんよね。

これまで様々なタンブラーを遍歴してきましたが、数年前にSTTOKEに出会ってようやく落ち着くことができました。

もうご存じかもしれませんが、とにかく無臭なのがいいんです。
「内側がセラミックコーティングされているから飲み物に金属臭が移ることがない」
という謳い文句につられて本当によかった。笑

コーヒーは“香り”を飲むものだと思っているので、それを邪魔されてしまっては飲む意味がないのです。白湯を入れて美味しく飲めるほどです。
蓋もすごいんです。

見事に漏れません。完全止水。

蓋は2種類あって、写真右側のスライド式のほうはそこまで密封性はないのでご注意を。

写真左の蓋はカバンに入れても大丈夫です。
ただし、締め方に少しコツがあって、ちゃんと締めきれてなければ当然漏れるので、商品は信じても自分のことは常に疑って確認することをお忘れなきように。
出先で目当てのカフェが混んでいても、タンブラーを持ち歩いていたらカフェ難民にならずにすみますよ。
今日も美味しいコーヒーブレイクを。

執筆者:naoko tsutsumi
編集者。関西と東京の出版社勤務を経て、フリーランスのエディター/ライターとして活動を開始。ヨガやボディーワーク、旅の雑誌づくりに携わる。タンブラーはYETIとの併用派。朝淹れたコーヒーを夕方まで温かく頂ける抜群の保温力。関西生まれシンガポール在住の猫飼い。